風来人レポート2019年7月19日
『吉田悦花先生と行く 江戸そばおいしい散歩100回記念』


講師同行ツアー「風来人」のなかでも一二を争うロングラン企画「江戸そばおいしい散歩」。
7月19日に行われた「中目黒かいわい」の回が通算100回を迎えました。記念の回におじゃました特別レポートです。

◆記念すべき100回目は中目黒

今回“そばの行脚”として訪れたのは目黒区中目黒。
おしゃれな街として有名なこの地をそばを食べながら探訪しました。もちろんご案内いただくのは江戸ソバリエの吉田悦花さんです。

江戸ソバリエの吉田悦花さん
江戸ソバリエの吉田悦花さん


◆今回のそばの名店は「東京 土山人」(とうきょう どさんじん) 

「東京 土山人」は中目黒のおしゃれな雰囲気と伝統を感じさす雰囲気が一体になった店構え。

ちなみに店名はオーナーの旧知の陶芸家の陶号を譲り受けたもので、器類の大半はこの作家の作品を使用しているそうです。モダンでスタイリッシュな空間は隠れ家のような雰囲気で、店内はアートの壁掛けがかけられ、お庭も綺麗で細かなところにもこだわりが垣間見えます。

土山人外観
土山人外観


「土山人」の看板
「土山人」の看板


箸置きにも「土山人」の刻印が
箸置きにも「土山人」の刻印が


ランチ限定メニューの「昼御膳」
ランチ限定メニューの「昼御膳」


そばつゆもこだわりを感じる木製の器で提供
そばつゆもこだわりを感じる木製の器で提供

◆適度な時間と適度な徒歩散策が魅力!?

今回は100回記念でお店を1店にしぼりましたが、通常は2店立ち寄ります。

お客様はもちろんそばが大好きで、1日でそばを2回食べられる物珍しさが“売り”ですが、どんな方が参加されているのでしょう?
「かつては山岳ツアーに参加していたが体力に応じた1時間程度の適度な徒歩散策に切り替えた」「講師が案内する路地裏歩きが楽しい」など、皆さんからプラスアルファのお話をお聞きすることができました。
大好きなそばを食べ適度な運動(徒歩散策)という一石二鳥が魅力なのかもしれません。

土山人の細打ちせいろ
土山人の細打ちせいろ


皆様に記念品を差し上げました(右・吉田悦花さん)
皆様に記念品を差し上げました(右・吉田悦花さん)

◆圧倒された「スターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京」


食後はツアー恒例の「〇〇かいわい」と題した周辺散策。

中目黒に今年オープンしたばかりの「スターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京」を訪ねました。店内は注文できるカウンターが3階層に分かれていて客席は4階までり、私もお客様もそのスケールに圧倒されました。さらに東京音楽大学のキャンパスを見学、中目黒駅へと戻り終了しました。


町の案内を聞くのも楽しいひと時
町の案内を聞くのも楽しいひと時

●コース詳細●
中目黒駅集合…中目黒駅発…〈徒歩〉…11時30分東京土山人(目黒川沿いの閑静な場所にあるシックで落ち着いた雰囲気で、奥行きのあるそば屋。細挽き・荒挽き・変わりそば・太切りの4種類のそばを、それぞれに応じた厚みや幅を微妙に変えながら打ち分けている。昼御膳は、季節の小鉢二種、天ぷら盛合せ、そば〔細打ちせいろ、荒挽き田舎、かけそばせいろから選択〕。甘味は追加料金にて)…中目黒かいわい…スターバックス・リザーブ・ロースタリー東京、東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパスなど…解散


◆これまでのご参加に感謝、そしてこれからもよろしくお願いします

今回は日ごろご参加いただいている皆様へ感謝をお伝えすることができて、とても良いツアーとなりました。これを通過点として今後もそばの行脚を続けて参ります。都内行脚が多いのですが、ときには遠出をしてみることもあります。そして次回は番外編として「ミステリーかいわい」と題し屋形船ツアーを企画、募集中です。

まいたび®の毎日新聞旅行!最後に告知です🌈

江戸ソバリエ 吉田悦花と行く 江戸そば おいしい散歩~ミステリーかいわい屋形船ツアー(8/23)
ツアー詳細ページはこちら
江戸の昔より、粋風流な遊びとしてはやされてきた「屋形船」。いつもとは違う東京の風情と、厳選された四季折々の旬の味をお楽しみください。

(HY)

●講師プロフィール●
吉田悦花氏
月刊俳句誌「炎環」前編集長、江戸ソバリエ、蕎麦屋de819 主宰、一般社団法人きらめき日本理事、目黒区倫理法人会会長。
著書に「江戸ソバリエ」「日本犬」「吉田悦花のわん句歳時記」ほか多数。著述業のほか、日本犬の専門家、クリエーター(俳句・書)としても活躍し、NHK「美の壺」やテレビ朝日「ワイドスクランブル」などメディア出演も多数。