まいたびレポート
2019年10月7日
『日本遺産をめぐる那須野が原の旅 那須温泉の発祥として有名な「鹿の湯温泉」と秋の味覚・牧場体験』
ひんやりとした秋風が心地の良い朝の東京駅。
37名のお客さまとご一緒に1泊2日の「日本遺産をめぐる那須野が原の旅 那須温泉の発祥として有名な「鹿の湯温泉」と秋の味覚・牧場体験」に行ってまいりました!
日本遺産とは、日本の文化・伝統を体感して楽しめる、国が定めた物語形式の遺産です。
現在日本で83の話が日本遺産として認定されています。
出発後、お客さまに今回のツアーを選んだポイントアンケート!
1番人気は旧青木家那須別邸。「明治時代の建築が見たい」「秋桜が楽しみ」という声が多数♪その他にも「私はワイン!」「ソーセージづくりが気になる。」など、皆さまそれぞれの楽しみポイントでツアーにお申込みいただいていました。
ツアーの最後には、皆さまどこが1番思い出に残るツアーになるでしょうか?
まず最初の訪問地はNASU・WINE!
<趣のあるワイナリーの風景>
試飲と畑の見学を入れ替えでお楽しみいただきました。
「那須でワインが作れるなんてびっくりね!」という声が聞こえてきました。
実は、那須野が原はブドウ栽培にいち早く取り掛かった地。
NASUWINEは国内で最も古いワイナリーの1つとして知られ、なんと乃木将軍も愛飲したと言われるワインを今も変わらぬ製法で作っていらっしゃいます。
そんな歴史ある・アットホームな温かい雰囲気のワイナリーに皆さまリラックスした様子でご見学。
帰途手にお土産のワインを下げている方も多数♪
山野草の秋明菊を見つけたお客さまが「かわいいわね~」と。
<NASUWINE>
ワインの質問をはじめ、山野草のことについてもスタッフの皆さま優しくご丁寧に教えていただき
ありがとうございました!
南ヶ丘牧場でソーセージ作り体験
道中観光協会の小林さんから「皆さん、本州一の酪農県栃木、牛と人口どっちが多いと思いますか?」とクイズ!
皆さま「(そういう質問が出るということは)牛~?」
小林さん「人に決まってるでしょ!」
皆さま「(爆笑)」
というひと幕もありながら(笑)、ほっこり南ヶ丘牧場へ!
はじめて体験する方が多かった「ソーセージづくり体験」。
楽しみにワクワクしている方も、できるか心配そうな方も。
ご家族連れも、ご夫婦も、お友達同士も、ひとり参加のお客さまも一生懸命。
「美味しいソーセージのために皆さん頑張って!」
というスタッフの方のお声掛けの元みなさんこねて、
腸を絞り機にはめて、
しぼります!
思っている以上に力が必要。
<ソーセージ微調整>
ひねって成形して、こんなに綺麗にできました!
<ソーセージをお湯に投入!>
ソーセージをゆでている間にはバターづくりも。
<2000回振ってバターづくり!>
「自分で作ったバターは美味しい!」
「(旦那さまに)これからはたまに家でも作ってね♪」という奥さまの声も。
<ソーセージが美味しそうに焼けてきました>
昼食は和風ハンバーグを頂きました!
この日最後の目的地は旧青木家那須別邸。
<旧青木家那須別邸・ご案内ありがとうございます>
青木周蔵が家族と馬車で走ってきたという並木道は厳かな雰囲気が漂っていました。
「テレビで見たこの景色を見たかったの!」というお客さまの声も。
コスモスも満開。
<旧青木家那須別邸満開のコスモス♪>
この日は雨予報。どうにか雨が降らずに終えられた1日。マイナスイオンたっぷりの雰囲気で、
「かんかん照りよりむしろお出かけ日和でちょうどいいわ~」という声も。
コスモス畑の中皆さん楽しそうにお写真を撮ったり散策されていました。
そして本日のお宿・松川屋那須高原ホテルに到着!
到着してまず温泉に入られたお客さまも多く、ほっこりすっきりとしたお顔で皆さま夕食会場に集います。
松川屋さんの温泉は硫黄泉かけ流しです。
すき焼きや鮎を中心とした目にも彩り豊か、食べて美味しいお食事に皆さま舌鼓を打っていらっしゃいました。
会場を出られるときには「もう食べられない~!」という嬉しい悲鳴も!
このあともう1度温泉にいらしたお客さまも多かったようです。
何度もゆったりと温泉に入れるのは、温泉旅行の醍醐味ですね。
2日目の朝。
整然と準備された朝食会場。
白い霧のかかった清々しい神聖な雰囲気の中那須2日目出発です!
バスを仲居さんたちが揃って素敵な笑顔でお見送りしてくださいました。
素敵な一夜をありがとうございました!
山縣有朋記念館・水琴窟・加藤農園でリンゴ狩り
まず向かうのは内閣総理大臣を務めた山縣有朋が晩年を過ごした別荘を移築した・山縣有朋記念館。水琴窟の澄んだ音色を皆さま楽しまれます。
スタッフの方がとてもご丁寧にご説明くださって、皆さま真剣に聞いていらっしゃいました。
加藤農園では季節の風物詩・リンゴ狩り♪
甘いリンゴと鮮やかに咲くコスモスに皆さま秋を満喫していらっしゃいました。
千本松牧場のマシュマロづくりとジンギスカン・那須野が原博物館・乃木神社と乃木希典那須野旧宅の見学
続いて向かったのは千本松牧場!昨日のソーセージづくりを経て、上手にできるかしら?という不安も吹き飛び、
皆さま今日はどんな風に作るのかしら?という頼もしい雰囲気♪
マシュマロ作りを体験しました
<みなさん「食感は生マシュマロ♪」>
昼食は牧場ならでは・ジンギスカン!
現地スタッフの方はもちろん、ジンギスカンをお作りになるのが得意なお客さまもいらっしゃって、
美味しい作り方を教えていただきました。
那須野が原博物館では、館長のご案内で那須野が原の開拓と日本遺産について
詳しく教えていただきました。
皆さまとてもわかりやすく、勉強になったとおっしゃっていました。
ツアー最後の訪問地は乃木神社。七五三も近く、平日ですが多数のご参拝客で賑わっていました。
宮司のご案内で、乃木希典那須野旧宅の見学しました。
旧宅までは森の道になっていて、「緑の中を歩くのはやっぱり気持ちがいいね」
という声も聞こえてきました。
待望のアンケート結果は・・・
NASUWINEやリンゴといった那須の「味覚」、
旧青木家那須別邸や山縣有朋記念館といった明治の浪漫あふれる「建築」、
酪農が盛んな栃木ならでは南ヶ丘牧場・千本松牧場などなど
あらゆる角度から楽しむ那須のツアーを皆さん存分に満喫されている様子が印象的でした。
2日間とも事前の雨予報をはねかえし、
皆さまのお天気運で見事雨に降られることなく行程を完遂することができました。
全行程が終わった瞬間雨が降り出して皆さまが
「逃げきったね~!」とお話しているのも印象的でした。
アンケートの結果、1番思い出に残った地として人気だったのは山縣有朋記念館でした。
とってもご丁寧にご説明を聞かせていただいたのが心に残った方が多かったようです。
2日間全行程に那須塩原観光局の小林さんにご同行頂きました。
地域の歴史にはじまり特産物に至るまで皆さまの疑問にとってもわかりやすくお答えいただきありがとうございました。
「地域の人が生き生きとお話してくださるってとっても楽しい!こんなツアー初めて。
ぜひまたこういうツアーを造ってね!」というお言葉も頂きました。
ぜひ皆さま那須にお出かけ、また毎日新聞旅行のツアーにご参加いただけたら嬉しいです。
現在募集中の那須ツアーなどは、ぜひ毎日新聞旅行ホームページからどうぞ!
旅の行程と毎日新聞旅行からのお知らせ
<1日目>
東京駅前8時発=〔貸切バス〕〈東北道〉黒磯板室I.C=渡邊葡萄園醸造(見学)=南ヶ丘牧場(ソーセージ&バター作り体験、昼食⇒おろしハンバーグ)=那須町共同利用模範牧場(見学・車窓)=明治の森黒磯 旧青木家那須別邸(明治政府で外務大臣を務めた青木周蔵の別荘・見学)=那須温泉(宿泊:松川屋那須高原ホテル・和室又は洋室、天然の硫黄泉を100%かけ流しで楽しめる湯宿、ホテル開湯より1380年の歴史を誇る鹿の湯の源泉使用)
東京駅前8時発=〔貸切バス〕〈東北道〉黒磯板室I.C=渡邊葡萄園醸造(見学)=南ヶ丘牧場(ソーセージ&バター作り体験、昼食⇒おろしハンバーグ)=那須町共同利用模範牧場(見学・車窓)=明治の森黒磯 旧青木家那須別邸(明治政府で外務大臣を務めた青木周蔵の別荘・見学)=那須温泉(宿泊:松川屋那須高原ホテル・和室又は洋室、天然の硫黄泉を100%かけ流しで楽しめる湯宿、ホテル開湯より1380年の歴史を誇る鹿の湯の源泉使用)
<2日目>
(ホテル)=山縣有朋記念館(第3・9代内閣総理大臣・見学)=加藤農園(リンゴ狩り)=千本松牧場(第4・6代内閣総理大臣松方別邸・外観見学⇒千本松農場開拓者、昼食⇒ラム肉ジンギスカン、マシュマロ作り体験)=那須野が原博物館(見学)=乃木神社(参拝⇒陸軍大将乃木希典那須野旧宅・見学)=矢板I.C〈東北道〉=東京駅前18時頃着
(ホテル)=山縣有朋記念館(第3・9代内閣総理大臣・見学)=加藤農園(リンゴ狩り)=千本松牧場(第4・6代内閣総理大臣松方別邸・外観見学⇒千本松農場開拓者、昼食⇒ラム肉ジンギスカン、マシュマロ作り体験)=那須野が原博物館(見学)=乃木神社(参拝⇒陸軍大将乃木希典那須野旧宅・見学)=矢板I.C〈東北道〉=東京駅前18時頃着
年間で3回発行されるパンフレット(次回10月予定)の他にも、毎日新聞に掲載している広告や、まいたび®ホームページ https://www.maitabi.jp/、twitter [まいたび®VOICE] https://twitter.com/maitabi_jp などでパンフレットにはない旬な新コースをご案内しております。
ふっと出かけたいと思ったとき、ご覧いただけたら幸いです。
今後ともまいたび®の毎日新聞旅行をよろしくお願いいたします!
(AK)