緑のシャワー白神山地のブナ林やコバルトブルーの青池を散策、五能線普通列車を楽しむ旅



1993年12月に世界遺産に登録された白神山地は、世界最大級といわれる原生的なブナが分布しています。秋田県北西部と青森県南西部にまたがり、約13万haに及ぶブナの森。今回のツアーでは、この世界遺産を中心に、緑に囲まれた心を潤す旅となりました。
お客様とお会いすると、久しぶりのツアー参加を楽しみにされている様子が伝わり、添乗員としての気持ちがより一層引きしまります。

そして、一部行程変更の変更を余儀なくされ、JR五能線の普通列車を利用することになりました。当初予定してた「リゾートしらかみ」には乗車することが出来ませんでしたが、普通列車のもつ豊かな時間を味わい、都会とはまた違う海を見ながらゆっくりとした時間を過ごすことができました。

《1日目》
東京駅7時32分発ー〈はやぶさ5号〉ー新青森駅10時52分着=〈貸切バス〉=津軽峠=白神山地ビジターセンター=大秋温泉泊

新青森駅到着後、早速最初の見学地の津軽峠へ。
西目屋村と深浦町の境に津軽峠があり、津軽峠とアクアビレッジANMONの間にある高倉森自然観察歩道を使って歩いて行くことも出来ます。今回は、峠までバスで移動し、駐車場からマザーツリーまで徒歩でわずか5分ほど進みます。

ブナの木は寿命が約300年前後と言われていますが、このマザーツリーは樹齢が400年を超えており、とても長生きのブナの木です‼︎
しかし、2018年の台風21号の影響で残念ながらマザーツリーが折れてしまったそうです。A7078E5C-7A4A-4D13-B90F-45E4A3C69DCF
ご覧のように自然の力はとても恐ろしく、人間の力を超えています。しかし、人間が自然に癒されていることもまた事実です。マザーツリー周辺には、折れた木々がそのまま残っており、ふと何かを感じさせるかのような貴重な光景がご覧いただけると思います。

また、マザーツリーに行く道中もたくさんの木々に囲まれており、自然と触れ合うことができます。
マザーツリー道中

《2日目》
大秋温泉発=世界遺産の径ブナ林=釣瓶落峠=田苗代湿原=岳代ブナ原生林=峨瓏峡=能代泊

2日目は世界遺産の径ブナ林の散策からスタート!
朝から空とにらめっこ。曇り空で時々雨に降られましたが、雨が降ったことによって緑が一層濃いように感じられ、木々は生き生きと緑の艶やかさを増し、雨の中のツアーだからこそ味わい深いなと感じました。
ブナ林駐車場jpg

今回はガイドさん2人にご案内いただき、2班に分けての見学をします。ブナ林①
ブナ林④
ブナ林②

散策道は整備されており、とても歩きやすくなっております。
この日は雨が降り、落ち葉などで滑りやすくなっていたので、この時期は十分注意しましょう。

ガイドさんの案内で約2時間の散策。道中、止まって見どころやブナについて丁寧な説明がありました。さすが地元のガイドさん、参加者の皆さまには大変好評でした。喜んでいただける姿を見るたびに、添乗員として嬉しく思います。

この道は、多少の上り下りはあるものの、とても歩きやすい道です。脚力に自信のない方でも十分お楽しみいただけると感じました。

釣瓶落峠からは、ガイドさんが変わり、峨瓏峡まで案内いただきました。
鶴瓶落①
釣瓶落反対側jpg

2枚目の写真は、釣瓶落峠の看板の反対側から撮影したものです。
ガイドさん曰く紅葉の時期もまたお勧めで、とてもきれいとのことです。

次の田苗代湿原は、途中で沢があります。
前日までの雨で水量が増えると歩行が難しいと事前に聞いておりましたが、無事に湿原まで行くことが出来ました。
ブナ林の時とは異なり、道は狭くほぼ一本道。田苗代湿原②

田苗代湿原④

田苗代湿原⑤
まだ咲き始めの頃で一輪一輪を味わいながら進みます。
このニッコウキスゲの花の時期は5月上旬から8月上旬で草原・湿原を代表する花。朝方に開花すると夕方にはしぼんでしまう一日花です。たくさんのニッコウキスゲか開花する時期にもう一度来てみたいと思わせる景色でした。

2日目最後の見どころは峨瓏峡。前日までの雨量の関係で水量が増え、雨に濡れた濃い緑の木々の合間から勢いよく流れる滝は、とても神秘的です。とどまることの無い水の音は、自然と身体を包み込むかのような優しさを感じます。
峨瓏峡②

《3日目》
能代発=十二湖=不老不死温泉(入浴・昼食)=艫作駅ー〈JR五能線〉ー鯵ヶ沢駅=鶴の舞橋=新青森駅ー〈はやぶさ40号〉ー東京駅着

最終日最初の見学地は十二湖へ。
こちらは散策マップが用意されており、33湖沼群を散策しながら見学することが出来ます。
十二湖は33湖沼群の総称で、大崩の展望台から見下ろすと12の池が見えるので十二湖と呼ばれています。
今回は列車の時間があるので、コバルトブルーの湖面が美しい青池を中心に見学。青池①青池②
写真でもわかるほど美しい青、実物は驚くほど深みのある美しさです。

散策を終え、不老不死温泉では、入浴と昼食。
昼食内容は、深浦ご当地のマグロステーキ丼でした!マグロステーキ丼
鉄串刺しのマグロが2本あり、それぞれ片面焼き用と両面焼き用になっています。
小皿にのっているのは刺身用でそのまま食べることができ、焼いたマグロは3種類の味のタレにつけていただきます。わさび醤油、全店共通の辛味噌、各お店オリジナルのタレの3種類あり、どれもおいしいのですが、個人的には辛味噌味がおすすめです!ピリッとした辛さのタレで、これを食べるとごはんがとてもよく進みます。ぜひ一度ご賞味ください!!

入浴と食事後は、艫作駅(へなしえき)よりローカル線に乗りました!五能線①五能線②jpg
お昼時のおだやかな時間、ゆったり、ゆっくり電車の旅を楽しめました。

わさお②

下車駅の鯵ヶ沢駅を出ると、わさおの看板がお出迎えしてくれます。
わさおは、鯵ヶ沢駅の観光駅長でしたが、残念ながら今年の6月に亡くなってしまいました…
駅内には、わさおのグッズを購入することができ、写真のようなぬいぐるみが置いてあります。

わさお


このツアー最後の見学地「鶴の舞橋」に到着です。
今回は「リゾートしらかみ」が運休になったため、追加で鶴の舞橋へお客様をご案内いたしました。

鶴の舞橋①


鶴の舞橋②


この鶴の舞橋は、日本一長い木造三連太鼓橋と言われております。
全長300メートルあり、とある会社のCMでこの橋が使われてから知名度が上がったそうですよ!


今回の旅は、社会状況に合わせた対応をして催行した、一番最初の国内旅行ツアーでした。
現在も、体温検査やマスク着用、施設対応のお願いなどコロナ対策を行っています。多くの関係者の皆さまがアルコールやマスク、ウエットティッシュなどを用意しながらご協力いただけたことに心より感謝申し上げます。

また、ご参加いただいたお客様にもお心遣い・ご協力をいただきながら無事にツアーを終えることが出来ました。重ねて感謝申し上げます。

今後も、新しい生活に合わせた新しい旅をご案内できるよう、取り組んでまいります。
皆さまの貴重なお時間が、大切な時間になるお手伝いができるよう、社員一同尽力してまいります。


まいたび(毎日新聞旅行)関連ツアー:
「世界遺産白神山地大縦断とリゾートしらかみの旅」
https://www.maitabi.jp/parts/detail.php?t_type=&course_no=9837

「世界遺産白神山地大縦断と五能線ローカル列車の旅」
https://www.maitabi.jp/parts/detail.php?t_type=&course_no=18893


(MK)