コロナ禍を受けて、日本の山小屋は苦境に陥っている。外出の自粛要請で開業が遅れ、開業できたとしても3密対策で登山者の受け入れを半減するなど工夫をこらしている。収益が激減することはもはや避けられない。
 だが、安全な登山には山小屋は必須の存在だ。悪天候や体調不良の時に、山小屋があればどれだけ安心か。
 まいたび(毎日新聞旅行)は今夏、そんな山小屋を応援しようと、グッズ販売を企画した。山小屋でしか買えないTシャツや手ぬぐいなどを、毎日あるぺん号の乗車地であるパレスサイドビル(東京メトロ東西線竹橋駅真上)で売り出す。山小屋での販売価格に10%程度の手数料を乗せて、山小屋には販売価格の全額を手渡す計画だ。
 参加予定の山小屋などは、北アルプスの燕山荘と蝶ケ岳ヒュッテ、南アルプスの農鳥小屋、丹沢の尊仏山荘、山岳専門の気象予報会社ヤマテンとなっている。
 販売日は、7月22、31日▽8月7、14、21、28日▽9月18、25日(いずれも予定)。営業時間は午後8時半~同10時まで。場所は、パレスサイドビル1階の毎日文化センター前。
 普段は山小屋などでしか購入できないグッズが、東京都心で手に入る特別な企画となっている。ぜひ購入して、山小屋を支えよう。

【7/20更新】販売予定グッズ一覧
燕山荘Tシャツ
燕山荘熊谷榧さんTシャツ
蝶ケ岳ヒュッテ
農鳥小屋
ヤマテン


●筆者プロフィール●
 1985年毎日新聞社入社、東京社会部、宇都宮支局長、生活報道部長、東京本社編集委員、東京本社広告局長、大阪本社営業本部長などを歴任。2014年に公益社団法人日本山岳ガイド協会認定登山ガイドステージⅡの資格を取得。毎日新聞社の山岳部「毎日新聞山の会」会長