小林祐一先生同行 「国内最古の磨崖仏 大谷寺の千手観音拝観」同行記


長い歴史のなかで人々が築き、伝えてきた日本の文化。
それらのうち、形あるものは「国宝」「重要文化財」「史跡」「名勝」「天然記念物」「登録有形文化財」「重要伝統的建造物群保存地区」などとして、形のないものは「無形文化財」として、現代に受け継がれ伝えられてきました。
それぞれに歴史と文化を物語るこうした物件を訪ねると、それらを造りあげた先人たちの熱情や思いが伝わってくるかのようです。
こうした文化遺産を訪ね、単に見るだけではわからない小林流の深い知識と経験で文化財を読み解くのがこのツアーです。
今回は東京駅発=医王寺=大谷平和観音=大谷寺=大谷資料館=東京駅着の行程で行ってきました。

東京駅前
どんよりとした雲がかかる朝集合時の東京駅前

悪天候の中でしたが、低気圧が抜けていく予報に期待しながら栃木に向けて出発です。

最初の見学地は医王寺です。
医王寺は東高野山弥勒院と号する、真言宗豊山派の寺院です。
薬師如来の別名である医王如来の名を寺号としていることからも知られるように、薬師如来を本尊とする寺院であり、講堂の秘仏本尊として薬師如来坐像を、金堂の本尊として薬師三尊像を安置しています。
今回は感染症対策もあり、仏像や秘仏は見学出来ませんでしたが金堂や唐門など、外観だけでも先生の解説付きで見どころ満載でした。

仁王門

金剛力士像案内写真
両脇に栃木県指定の重要文化財金剛力士像がある仁王門

金堂①
仁王門をくぐると現れる金堂

金堂②
お客様からの質問に先生が詳しく解説

医王寺の見学を終えたら、次は昼食です。

昼食①

昼食②
天ぷらやお刺身にデザートまで付いた大満足の昼食

昼食後は、バスにて大谷平和観音、大谷寺へ。

平和観音写真
手彫りで彫られた大谷平和観音

大谷平和観音は、昭和23年(1948年)から6年かけて彫られ、高さ26.93m・胴回り20mを誇ります。

大谷石写真①
駐車場から大谷寺までの道中にもある大谷石

大谷石写真②
歩道にも使われている大谷石

大谷平和観音を見学後は、徒歩で大谷寺と大谷観音へ!

大谷寺写真
大きな岩壁が覆いかぶさる大谷観音堂(本堂)

撮影禁止の堂内にある千手観音が大谷寺の本尊であり大谷観音と称されています。
この千手観音はじめ10躰の磨崖仏は日本最古といわれ、弘法大師空海が弘仁元年(810年)に彫ったもので大谷寺の始まりといわれています。

今回のツアー最後の見学は大谷資料館見学です。

大谷資料館写真
大谷石を産出してきた地下坑道になっている大谷資料館

大谷資料館手掘り跡写真
手掘りで進められたツルハシのあとが残る館内

採掘が本格的に始められたのは江戸時代中期からで、機械化されたのは昭和になってからです。
機械化されるまでは、ツルハシや石を運ぶ際に使われる背負子を使いながら手堀りで採掘が進められていました。
館内ではツルハシや機械化後の初期の道具などの展示もあります。
こちらの資料館は、坑内の平均気温が8℃前後と大変寒いです。
また、ドラマや映画、アーティストのプロモーションビデオの撮影にも使われており、その説明もありますので、好きなアーティストや俳優さんなどがここで撮影していたことがわかると少しテンションが上がることでしょう。

これからも、弊社では小林先生のツアーを実施していきます!
以前訪れたことがあっても小林先生の解説を聞けば、新たな発見があるはずです。
ぜひ一度ご参加いただき実感してください。

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F027H 2月22日発 現地集合解散 重要文化財が点在する成田山新勝寺


(写真と文:小林将幸)