岩手の日本二百名山、三百名山を訪ねて
姫神山と五葉山
姫神山と五葉山
1日目 2022年5月27日(金)
この日は朝から雨。
東京駅から新幹線に乗り、盛岡駅に到着したのは09:44。ここでガイドさんと合流です。
盛岡もやはり雨。。。
雨の中バスに乗り込み、姫神山の一本杉登山口に向け出発です。バスの車内では気象予報士でもあるガイドさんから山の説明と共に、「寒冷前線が通過する14~16時ごろには更に雨が強くなるので、それまでには下山を完了したいですね」とのお話。車内でレインウエアを着て、雨の中の登山スタートです。
この辺りは熊が多いとのことで、ガイドさんが両手を合わせ音を出しながら進みます。雨で展望はありませんが、登山道ではマイヅルソウやツクバネソウ、この山には多いというシロバナエンレイソウが出迎えてくれています。
そして、こちらが登山口の名前にもなっている一本杉とガイドさん
ザンゲ坂という名の階段の急登
ザンゲ坂の後は岩がゴロゴロの登山道を登り、姫神山登頂! 雨と風の山頂を素早く後にして下山です。
ガイドさんの予報通り、だんだんと雨が強くなってきて登山道は川のよう。。。
滑りやすいところに気を付けながら無事下山完了。皆様雨の中頑張りました!
バスに乗り込みこの日のお宿に向かっていると、さっきの雨が嘘のように晴れ間が見えてきました。
明日の天気に期待です!
お宿では濡れたものを乾かすのに大忙しながらも、美味しい食事に舌鼓を打って一日目終了です。
2日目 2022年5月28日(土)
青空も広がる爽やかな朝。期待を膨らませ、ツツジが美しい五葉山へと向かいます。
ドライバーさんの見事な運転で幅狭な道を進んでいくと、登山口である赤坂峠(標高712m)に到着。
ツツジが見頃の土曜日とあって、駐車場はすでに車でいっぱいです。ヤマツツジ、レンゲツツジ、サラサドウダン、ムラサキヤシオなどのツツジが咲き、歩きやすく整備された登山道を進んでいきます。
オオバキスミレの花もまだ咲いていました。
少しずつ標高を上げていくと、7合目辺りからだんだんと幻想的な景色になってきました。ガイドさん曰く「雲の中に突入」していきます。
山頂まであと15分あたりの地点にある避難小屋・石楠花荘に到着。小屋の外にある温度計は6℃。寒いです。
「ここから先はさらに風が強くなります」とガイドさんからの注意喚起を受けて山頂へと向かいます。
風が強くなり雨も降りだす中、五葉山(標高1340m)の山頂に到着。
強風と雨で冷えていく身体。この先の最高点標高1351m(日の出岩)へは希望者のみ進み、行かない方は先に避難小屋まで下山して待機です。
最高点を踏んだ一行が戻ってきたところで軽く行動食を摂り下山開始。少し標高を下げると、先程までの天気が嘘のように青空が広がってきました。
登りでは雲に隠れていた黒岩方面も姿を現し、青空のもと景色を楽しみながらの下山となりました。
バスに戻りドライバーさんに聞いたところ、赤坂峠では雨は降らなかったそうで山の上だけが悪天だったようです。その後、五葉温泉で汗を流し、「姫神山も五葉山も晴れた日にまた登りに来たいですね!」と再訪を願いつつ岐路に着きました。
ガイドさん、ドライバーさん、大変お世話になりました!
【文・写真】
添乗員/安井美和
日本山岳ガイド協会 登山ガイドステージⅠ
全米ヨガアライアンスRYT200
↓現在ご予約受付中の東北地方の登山ツアーはこちら↓
2022年6月26日(日)M1963 丁山地・加無山と甑山 鳥海山域の名峰と温泉でのんびり叫ぶ 新庄駅集合解散
2022年7月3日(日)・7月7日(木)M1178 早池峰山 花の百名山、高山植物の花どきに
2022年8月10日(水)M1187 鳥海山 温泉と山頂泊でゆったりプラン
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