僧ガ岳~越中駒ガ岳と中山

駒ガ岳は全国に18座ありますが、富山にある駒ガ岳は最後に登山道が整備された山です。今回は手前にある僧ガ岳と越中駒ガ岳を中心に1泊2日の日程で歩いてきました。

1日目
初日は富山駅に各自集合。ここからバスに乗り、劔岳へ続く早月尾根手前にある中山(1255m)登山へ。
ガイドさんいわく、この山は地元の人たちがハイキング感覚で登っている山とのこと。
往復で3時間程度なので手軽に登れ、展望が良ければ山頂で劔岳を見ることができるそんな山です。
中山遊歩道ルートマップ写真
中山遊歩道ルートマップ写真

今回は写真のようなルートで歩きます。
写真では沢を3回渡ると記載ありますが、今回は水量が少なく下山にはまったく支障ありませんでした。
中山登山口写真
中山登山口

中山登山口写真②
中山登山口

登山道は整備されているのでとても歩きやすいです。
立山杉巨木写真
立山杉巨木

少し登っていくと立山杉の巨木が出迎えてくれます。
五本杉写真
五本杉

左側が切れてしまったのですが樹齢1000~2000年とも言われている五本杉、ここまでくれば山頂はすぐそこ。
中山山頂写真
中山山頂

中山山頂到着。残念ながら雲が多くて山頂から劔岳を望むことができませんでした…
中山山頂写真②
中山山頂

かなり見えにくいですが、反対側からは富山湾と能登半島が見えました。ここで昼食後、下山し宿に行って明日に備えます。

2日目
昨日同様、かなり高い気温が予想されるので早朝3時半にホテル出発。
駐車場からの写真
駐車場から見た東の空


まだ夜が明けないうちに準備して出発です。まずは僧ガ岳山頂を目指します。
僧ガ岳は山岳宗教に縁が深い山。昔は仏ガ岳と呼ばれており「5月の雪形が僧が尺八を吹き馬を引く姿に似ている」ことから僧ガ岳と呼ばれるようになったとのことです。
林道歩き写真
樹林帯の登り

稜線に上がるまではひたすら樹林帯を歩いていきます。
富山湾写真
近くに見える富山湾

登山口から約3時間で前僧ガ岳(1775m)へ到着。
ここまで長い樹林帯でしたが前僧ガ岳まで来ると一面がひらけ、後ろを振り返ると魚津の街並みや富山湾が一面に見られます。この時間でもかなり気温が高いです…
僧ガ岳写真
僧ガ岳山頂

駒ガ岳稜線写真
駒ガ岳稜線

登山口から約3時間30分で僧ガ岳(1855m)山頂到着。ここで小休止し、いざ駒ガ岳へ。
暑さもあって予想以上に体力が必要なので僧ガ岳で待機する人、駒ガ岳までアタックする人に分かれて行動しました。僧ガ岳から1750mの最低鞍部まで一度下り、そのあと登り返します。
駒ガ岳山頂前ロープ
駒ガ岳山頂前ロープ

登り返して山頂近くになるとロープがある岩場があります。ここが山頂まで最後の難所なので一人ひとり慎重に登ってもらいます。
駒ガ岳山頂
駒ガ岳山頂写真

駒ガ岳山頂②
駒ガ岳山頂

登山口から約5時間で駒ガ岳(2002m)山頂到着。皆様記念撮影し登頂を祝っていました。
撮影が終わるとすぐ来た道を戻ります。ロープがつけられた岩場の下りですが、かなりの角度があるのでここも慎重に降りていきます。その後も往路と同じ道を戻ります。
下山写真
展望抜群の気持ちいい下りの道

同じ道とはいえ、往復で見える景色が変わるので新鮮な気分で降りられます。とはいえ途中から樹林帯の中下山ですが…

初日に登った中山は剱岳の登山口である番場島の近くなので時間があればぜひ登ってみてください。
また、僧ガ岳・駒ガ岳は山中に小屋は無く、水場もないので夏場は必ず水は多めに持っていくことをおすすめします。
【写真/文:小林将幸】

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