生瀬富士 手強い低山へ
日本各地には○○富士といわれる山がたくさんありますが、生瀬富士(420m)は茨城県田子町にあります。日本三名瀑のひとつ袋田の滝北側にある山です。生瀬は合併前の生瀬村の地名であり、この地名がそのまま山の名前になったものです。
山頂からすこし岩場を進んでいくと茨城のジャンダルム(406m)と言われる場所があり、ここには天使がいるらしい。
今回は天使にも会えることを期待して生瀬富士へ向かいます。
ところがこの日は首都高から常磐道に入るジャンクションで車約6台が絡む事故が発生…。
生瀬富士山頂
事故渋滞の影響で予定より約1時間遅れで登山口近くの駐車場に到着。
本来は登山口→生瀬富士山頂→茨城のジャンダルム→立神山→袋田の滝の周回予定でしたが、予定を変更し登山口→生瀬富士山頂→茨城のジャンダルムのピストンで出発。
正面の山が生瀬富士、左に見えるのが茨城のジャンダルムです。
歩き出し②
駐車場から少しの間は舗装された道を歩きますが、すぐに登山道になります。天使に会えるのを楽しみに一同足を進めます。
樹林帯
登山口からしばらくは樹林帯の中を進んでいきます。ちょうどいい気候なので気持ちよく歩けます。
休憩中
見晴らしのいいポイントに到着。樹林帯から少しずつ視界が開けて景色も楽しむことができます。
ここまでも急登でしたが、この先も急登&岩場が出てくるので油断できません。
岩場①
山頂が近づくにつれ危険箇所が多くなります。石を落とさないよう注意して進みます。
ここが山頂前最後の岩場。傾斜があるのでロープを使いながら慎重に一人ずつ登っていきます。
生瀬富士山頂(420m)到着。天使が待つ茨城のジャンダルムはもう少し先。
少しの間ですが、ここも足場が不安定な岩場が続くので、張ってあるロープを使いながら慎重に進みます。
岩場を超えれば360度の展望を楽しみながら茨城のジャンダルムへと足を進めていきますがここで事件が…
なんと前日までいた天使がいなくなってました。こちらの写真のように重しがついているので風で飛ばされたり持ち帰ることはできません。
※この写真は豊岡ガイドが下見したときに撮った写真です。
周辺を探しましたが、いなかったので、茨城のジャンダルム山頂で1人ずつ写真を撮って戻ります。
ここでヨガインストラクターの資格を持つ安井添乗員が、ジャンダルム山頂でいなくなった天使の代わりに天使ポーズを披露してくれました。美しいポーズで皆様喜んでいただけました。
2023年1月現在でもまだ天使は戻って来てませんが、新たな天使(看板)が舞い降りたようです。
岩場等がありますが日帰りで登れる場所の一つですので、ぜひ一度足を運んでみてください。
【写真・文 小林将幸】
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