関根と行く! 大力山と権現堂山
新緑と展望の尾根歩き
2023年5月14日(日)1日目
この日はちょっと心配な空模様のなか、関根率いるスタッフは戸村とみ子と私豊岡の三人で新潟県魚沼市にある大力山と権現堂山を目指しました。一日目の大力山登山口はのどかな風景の中にあり、山の中は新緑と花々、オトシブミが作った揺籃(ようらん)と呼ばれる円筒形の巣があちこちに落ちていました。
このオトシブミ、関根の案内にもありましたが、小さな虫が自分の身体より何倍も大きな葉を巻きながらこの中に卵を産むのですよね!私も以前お客さまに教えていただき感動したものです。
この中で産まれた赤ちゃんはこの葉っぱのゆりかご「揺籃/ようらん」をご飯にして成長します。
小さな虫と植物の関係性がとても面白いので興味のある方はぜひ調べてみてくださいね。山頂手前にある東屋からは魚沼市内や越後の山々が見渡せます。東屋で昼食を取り山頂へ向かいます。
この中で産まれた赤ちゃんはこの葉っぱのゆりかご「揺籃/ようらん」をご飯にして成長します。
小さな虫と植物の関係性がとても面白いので興味のある方はぜひ調べてみてくださいね。山頂手前にある東屋からは魚沼市内や越後の山々が見渡せます。東屋で昼食を取り山頂へ向かいます。
山頂からの景色も気持ち良く、付近は鮮やかなつつじがとても綺麗です。
西福寺までの周回ルートには小さなアップダウンや鎖場もあります。途中何度も見た朴ノ木、大力山の朴ノ木の花は下のほうに咲いていたので背伸びをすると届く距離。甘い香りを楽しむ事ができました。
2023年5月15日(月)2日目
朝食には大力納豆の姿が!ふっくらとした大きな粒の大豆を使い、ここ魚沼に産まれ80年以上親しまれているという納豆がとっても美味しかったです!!
今日は水芭蕉が咲く長松登山口からスタートです。
しばらく歩くとブナ林が美しく、このエリアに残る伝説「弥三郎婆と鬼の穴(すみか)」の看板が出てきました。
ちょっと怖い日本昔話です…。
関根の話し方が本当に上手で子供のころに聞いていたらきっと耳を塞いでいたでしょう(笑)
ちょっと怖い日本昔話です…。
関根の話し方が本当に上手で子供のころに聞いていたらきっと耳を塞いでいたでしょう(笑)
ゾクゾクしながら歩いていくと山頂手前の東屋に到着、景色を堪能しながら昼食を取りちょっと休憩。ここからさらに下権現堂山へ!
下権現堂山に到着すると越後の山々と浅草岳や守門岳も見えて目がハートに。ここから展望とお花のオンパレード!上権現堂山へ向かう稜線を楽しみます。
上権現堂山を楽しんだら少し戻り、スタート地点の長松登山口へ向けて周回!イワナシやブナが最後まで楽しませてくれました。悩ましい空が良い方向へ導いてくれて良かったです。
【写真・文:豊岡由美子】
日本山岳ガイド協会 登山ガイドステージⅡ
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